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AHOME > 暮らし×たのしい家 > エピソード003

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薪ストーブ愛好家や家具製作者としても知られる自然派作家、田渕義雄さんの生活スタイルに憧れ、雄大な飛騨高山の郊外に家を建てたG様。

その家づくりのスタイルとは、構造など大きな大工仕事は工務店に頼んで、細かい部分は自分で家を作り上げることだった。幸い、ご主人は飛騨の木の家具をつくる家具職人。木や自然素材を使ってモノを作るのは慣れたものだ。ところが、セルフビルドに応えてくれる工務店がなかなか見つからず、唯一「面白いですね、やりましょう!」と乗ってくれたのが笠原木材だった。実際、ある程度構造を作ったら引き渡して終わりとはいかなかった。G様は家造りを進めるにつれ、わからない部分が出るたびに同社に相談。二人三脚で家を作り上げていった形だ。壁はすべて自然素材の珪藻土で塗るのだが、これも難しく大変な作業。そこで同社では珪藻土の壁に興味のある人を集めてみんなで塗るイベントを開催。プロの左官屋さんと素人で、塗りムラはあれど、あっ!という間に壁が完成したのだ。

G様邸は住み始めてからもまだまだ未完成の部分が多いが、これからもご主人が笠原木材のサポートを得ながら、楽しみながら作っていくことになりそうだ。


左)笠原木材の提案で設置したロフトは約20帖のスペース。子供部屋からもリビングからも、ロフトへ上ることができる。
右)「家族とのつながりを感じていたい」という要望を汲んで、キッチンはリビングからつながる対面型に。ワークトップをたっぷり広い面積を確保したために作業しやすい。キッチン、カップボードのキャビネットはともにご主人の作品だ。


Gさん宅
Gさん宅
Gさん宅
左)「薪ストーブは炎の劇場だ!」リビングにはあえてテレビを置かない。薪ストーブが主役なのだ。メラメラと燃えて様々な形を創りだす炎を眺めるだけで、不思議と心が落ち着くという。
中)昔から生活の中で木に触れる機会が多かったというご主人らしく、リビングの天井には圧倒的なボリュームのある丸太を配した。床材は厚みのある杉で、木の質感をしっかり出すと同時に断熱性能をアップ。
右)会社の仲間や笠原木材のお客さんを集め、みんなで塗った珪藻土の壁。その時、娘の梓ちゃんがもたれかかってできた頭の後は思い出としてあえて残してある。


Gさん宅
Gさん宅
左)平屋、杉板の鎧張り、赤茶色の塗装で飛騨の自然になじむ外観。リビング前のデッキ部分の屋根は透明にし採光を確保。太陽熱温水器を付けて光熱費を節約できたこともポイントだ。
右)玄関のたたきはご主人がこれから作りこんでいく部分。ここのニッチには娘と同じ名前の梓の木を使用。奥さんがオイルフィニッシュして仕上げたものだそう。


家づくりを終えて

珪藻土の壁、無垢材の床と天井など、自然素材にこだわったのはやっぱりよかったですね。 木の香りもすごく落ち着くし、梅雨時でも快適な湿度に保たれています。空気もアパートで 感じていた息苦しさのようなものが全くない。住んでみてこそ、それを実感しています。


PLAN DATA

ワンフロアで生活が完結するシンプルな平屋の家。正方形に近い建物の真ん中に薪ストーブのあるLDK、それを囲むように2つの子供部屋、寝室を配した。約20帖とたっぷり広い収納が可能なロフトを設けたことも特徴だ。

述床面積 85.93㎡(26坪)
家族構成 夫婦+子ども2人
Gさん宅


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